2月16日、観光ビジネス学部の樋口ゼミの学生5名が、茨城県筑西市の道の駅「グランテラス筑西」で開催された常陸秋そばPRイベントに招待され、来場した子どもたちを対象にそば打ち教室を開催しました。
当日は、学生が会場で積極的に声をかけ、4組の親子がそば打ち体験に参加。そばが大好きなお子さんが目を輝かせながら取り組んだり、姉妹が仲良く粉をこねる姿が見られるなど、温かく楽しい雰囲気の中でそば打ちが進められました。
イベント参加のきっかけ
今回の招待は、1月27日に開催された筑西市の観光まちづくりコンテストの決勝で、「大学生が子どもにそば打ち教室を開く」という提案が2位を獲得したことがきっかけでした。これを受け、本イベントの実行委員長からお声がけをいただき、実現しました。
そば打ちができるようになるまでの道のり
学生たちは、ゼミ活動の一環としてそば打ち技術を習得し、イベント開催に向けて準備を進めてきました。
・2023年4月
2年生の新ゼミ生3名が、大学祭でそば打ち体験を提供することを目標に掲げ、NPO法人「ふれあいまちむら興し塾」と連携。専門家の指導のもと、道具の買い付けやそば屋を貸し切っての練習を重ねる。
・2023年11月
大学祭で来場者向けに無料トライアルそば打ち教室を実施。八千代市のそば農園・荻原園芸さんのそば粉を用いて、学生は習いたての知識を駆使して、そば打ちをレクチャーしました。
・2024年11月
大学祭で「大学生が打つそばの販売」と「大学生が教えるそば打ち教室（有料）」を開催。150食のそばを販売し、5組がそば打ち体験に参加。売上7万円、収益2万円を達成。
観光ビジネス学部では、学外の様々なパートナーと協力しながら、フィールドワークを通じて多様な価値観を学ぶ機会を提供しています。今後も、地域と連携しながら実践的な学びを深め、豊かな人材育成に取り組んでいきます。
