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BLS(一次救命処置)受講開始

本学では2022年6月から「HeartCode® BLS for RQI」を導入し、看護学部「救急看護論」、学校教師学部「救急処置法」の履修者がオンラインでBLSを受講できる環境を整えました。このコースは、病院等で勤務する医師・看護師を対象として開発されたもので、比較的規模の大きい病院で徐々に導入が進んでいます。大学として導入するのは、秀明大学が初となります。

BLSとは、アメリカ心臓協会が推奨する、医療従事者向けの一次救命処置のアルゴリズムです。受講にあたっては、まずeラーニングで一次救命処置に関する知識を確認し、設問に対して100%の正解率を達成すると実技試験に臨むことができます。実技試験は、生体シミュレータを搭載したRQIカートで受講します(RQIとは、Resuscitation Quality improvementの略で「蘇生の質の向上」を意味します)。RQIカートは、看護学部棟3階ホールに常設し、学生の都合の良い日時を予約して使用することができます。実技試験は、成人及び乳児に対する心肺蘇生の各技術の質が75%以上となることで合格になります。合格者には、アメリカ心臓協会から受講証が発行されます。また、大学からHeartCode®のピンバッジが進呈されます。

すでに多くの学生が受講・合格しており、今後も運用は継続されます。将来、看護職や学校教師になる学生にとって、在学中にBLS受講証を取得することは、とても意義のあるものです。

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