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総合経営学部は附属校との間で行われる高大連携の取り組みとして、大学キャンパスでの講義体験を開催しました。
11月17日 秀明大学学校教師学部附属秀明八千代高等学校
相澤 鈴之助 准教授による講義は、「身近な製品・サービスから学ぶ経営学─テレビCMや広告から企業の狙いを読み解く─」というテーマで、大学の講義と同じ90分間行われました。パワーポイントとオンラインを活用したウェブノートを使った双方向形式での講義に、高校の授業とは一味違う経験をした様子でした。
終了後のコメントでは、「普段の生活では考えない視点や考えを知れた」、「テレビCMに対する見方が変わった」など、経営学が身近な学問であることを実感したようです。
実際に使用したウェブノート
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受講生の実際の回答
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11月22日 秀明英光高等学校
本間 正人 准教授による講義は、「経営に役立つ会計-損益分岐点分析-」というテーマで21名の生徒が受講しました。
大学での初めての講義に緊張気味の生徒でしたが、興味深いエピソードを含めた自己紹介や大学時代の特に印象に残っている講義の紹介などを受け、緊張が解けたころに本題の損益分岐点分析に関する話が始まりました。初めて聞く会計用語に四苦八苦しながらも損益分岐点とは何であるかについて本質を掴み、目標利益を達成するのに必要な売上高の計算方法までマスターしていました。
受講後には、「90分が思っていたより短く感じられた」や「高校の授業とはまた違って、とても新鮮でした」、「今回の講義で経営にとても興味を持ちました」といった声が聞かれました。最後に本間准教授から、「経営と会計は表裏一体の関係にあり、経営学と会計学のどちらもバランス良く学ぶ必要がある」という話を聞き、大学入学後に繰り広げられる講義風景に思いを馳せていました。
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