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日本スポーツ仲裁機構への仲裁申立について

この件について3月14日、報道各社にプレスリリースをしました。

報道関係各位

日本スポーツ仲裁機構への仲裁申立について
(日本選手権水球競技女子決勝戦問題)

 秀明大学水球クラブは公益財団法人日本水泳連盟に対し、2021年10月31日の第97回日本選手権水泳競技大会における水球競技女子決勝戦において、秀明大学水球クラブの最後の得点(13得点目)が取り消されたことに不服申立を行いました。すでに公益財団法人日本スポーツ仲裁機構は、本年1月18日付け仲裁判断で日本水泳連盟に対し実質審理を行うことを要請しましたが、日本水泳連盟は再度の不服申立にも実質審議は行わず却下を決定しました。よって秀明大学水球クラブは日本水泳連盟の却下決定に対し、再び日本スポーツ仲裁機構へ却下決定の取消を求め仲裁申立を行いましたので報告します。

 日本スポーツ仲裁機構の仲裁判断には、秀明大学水球クラブの最後の得点取消しについて手続面・実質面において違法性があることが明記されており、特に「計時機器」の不具合を得点取消しの理由としながら、何ら措置もされずにその後の男子三位決定戦、男子決勝戦でも使用されており、得点取消し理由にはならないとしています。日本水泳連盟の二回にわたる却下決定は、上記の実質的判断を避けているものとしか考えられず、今回は日本スポーツ仲裁機構へ却下決定の取消しだけではなく、手続き上許されるのならば実質判断をすることを求めました。

 また、日本水泳連盟が上記のような誤りを認めず、却下決定を繰り返している以上、日本スポーツ仲裁機構に競技団体としてのあるべき姿になるよう是正を求めると同時に、別の面から本件紛争の実態を明らかにするべく、日本水泳連盟を相手に民事訴訟の提起も考慮せざるを得ないと考えます。

2023年3月14日

秀明大学水球クラブ代理人

弁 護 士 大 室 征 男

03-3265-2288

これまでの経緯

第97回日本選手権水泳競技大会水球競技の女子決勝戦の結果について<日本水泳連盟(2021.10.31)>

・仲裁判断<日本スポーツ仲裁機構(2023.1.20)>

・第97回日本選手権水泳競技大会水球競技の件<日本水泳連盟(2023.2.21)>

以上

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