7月20日に看護学部「災害看護論」の授業で、救命救急演習が行われました。
災害の多いわが国では、看護師はさまざまな形で災害看護に関わることになります。
今回の演習設定は、竜巻で負傷した10数名を救助・トリアージして、救急隊が到着するまでの間、救護所で救急処置を施すというものです。現場指揮本部を設営し、学生はトリアージ役・救助及び救護役・模擬傷病者役に分かれて、それぞれの役割を体験しました。
北林司 教授からのコメント
3年生前期の「災害看護論」では、自然災害等で被災した傷病者の救助・救護の実際を演習で学びます。今回の模擬傷病者役は、外傷の特殊メイクを施し、病態に応じた演技で臨場感のある演習になりました。演習後は、全員で記録写真を見ながら学びと今後の課題を確認することで将来の看護活動に際して必ず役立ちます。