看護学部3年生前期の必修科目「小児看護の方法Ⅱ」では、子どもと家族への看護実践を学びます。今回の演習内容は「子どもの救急蘇生」です。乳児期と学童期の子どもを対象に、気道異物の除去や心肺蘇生を実施しました。
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演習は身近に起こりそうな状況を想定した事例を用いて行いました。一つ一つの技術を確実に行えるよう何度も練習したり、グループメンバーで改善点を互いに伝え合ったりと、真摯に学ぶ姿が印象的でした。
演習後の感想では「自分が思っている以上に強く胸骨を圧迫しないといけないと気づいた」「二人法は二人のタイミングをつかむことが難しかった」「グループの人がアドバイスをくれ、(圧迫の深さの)感覚をつかむことが出来た」など、たくさんの学びを得ました。また、「子どもの意識がなくなると、親もパニックになってしまうと実感した」と、子どもだけでなく親への援助が必要なことも理解でき、小児看護の学びを深めることが出来ました。