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2024年度前期から「ドローン用途別演習I(FPV・空撮)」の授業に最新機種が導入されました。導入されたのは、DJIのFPVドローン「Avata2」で、これによって目視外飛行の訓練が強化されます。国内の電波法の制限により、前作のAvataは日本では使用できませんでしたが、今回導入したAvata2は数年ぶりに発売された待望の製品と話題を集めています。
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FPVドローンはカメラからの映像で操縦するため、映像に遅延があると操縦ができません。これまでは、映し出される映像に遅延が無いアナログの電波が使われておりましたが、代償として映し出される映像はきれいなものではありませんでした。Avata2では、デジタルの電波でも殆ど遅延を感じさせないのが特徴で、鮮明な映像で操縦ができ、没入感がある飛行が可能であるのが特徴です。
ドローンはゴーグルをかけて操縦すると特定飛行の目視外飛行になり、特に屋外で飛行させるためには機体登録した後にリモートIDを発信、国土交通省の許可承諾、飛行計画の通報、飛行日誌などが義務付けられます。
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