10月9日と16日の2日間、麗澤高等学校(千葉県柏市)で開催された「大学教養講座」に、本学総合経営学部 河野良治教授と陳森専任講師が参加し、高校3年生33名を対象に模擬授業を行いました。
経営学とマーケティングに関する実践的な学びを体験する内容で構成された今回の模擬授業は、高校生たちが大学での専門的な学びの一端に触れ、進路選択や将来のキャリアを考える良い機会となりました。
河野教授の模擬授業
経営と起業に関する授業を実施し、社会における企業の位置付けや、付加価値を高める方法について理論的な検討が行われ、具体的な事例を通じて付加価値の重要性について考えました。参加した生徒たちは、付加価値をどのように高めるかという問いかけに対して、積極的にグループワークに取り組み、自分の考えをしっかりと述べる姿が見られました。
講義終了後には、今後も相談したいという生徒からの嬉しい申し出もあり、経営学に対する関心の高まりが感じられました。
陳専任講師の模擬授業
パニック購買や買い物における失敗経験といった身近な事例を切り口に、「マーケティングの役割」や「知覚リスクの種類とその低減方法」について解説しました。
参加した生徒たちからは「マーケティングについて何も知らなかったが、自分を商品だと考えたりするのはハッとなりました。ぜひ、大学に行ったら学んでみたい科目の一つになりました。」、「マーケティングが思っていたよりも面白かった。知覚リスクという言葉を初めて聞いた。」といった感想が寄せられました。