学位
修士(学術)、博士(学術)
学歴
東京大学大学院総合文化研究科 博士課程修了
東京大学大学院総合文化研究科 修士課程修了
ストラスブール第3大学 DEA(修士相当)課程修了
専門分野
フランス・欧州現代史
研究テーマ
アルザス自治主義運動とナチズムとの関係、第二次大戦後におけるアルザス自治主義の展開
所属学会
現代史研究会、日本アルジェリア協会、日仏歴史学会
主な担当科目
世界近現代史、世界前近代史、外国史概説、学校教師演習、総合教養演習
主な業績
学位論文:
「アルザス自治主義者による第二次世界大戦中における『対独協力』および『抵抗活動』」、東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士論文、2014年7月。
その他の主な論文:
・「アルザス自治主義者による対ナチ『抵抗活動』をめぐる評価」、 『Revue japonaise de didactique du français, Études francophones 』第5号第2巻、pp58-75、2010年。
・「第二次大戦下におけるアルザス『自治主義者』の活動:ジョゼフ・ロッセを中心として」、『年報 地域文化研究』、第13号、pp82-104、2010年。
・「第二次世界大戦中のアルザス自治主義者の役割および自治主義者に対するエピュラシオン」、『Résonances』、第5号、pp112-119、2007年。
・「『ボルドー裁判』を巡る対立構造およびその背景に関する考察」、『年報 地域文化研究』、第9号、pp116-137、2006年。
・ 「アルザスにおけるエピュラシオン その推進と抑制の論理」、『Résonances』、第4号、pp152-159、2006年。
学術書・学術論文翻訳:
・アンリ・ルソー著、剣持久木、末次圭介、南祐三訳『過去と向き合う――現代の記憶についての試論』、吉田書店、2020年(原題:ROUSSO, Henri, Face au passé : Essai sur la mémoire contemporaine, Éditions Belin, 2016.)
・ブルーノ・カバンヌ著、末次圭介訳・剣持久木解題、「特別寄稿 われら帰還者-二十世紀における戦争からの出口と兵士たちの帰還-」、『軍事史学』第55巻第4号、2020年、87~100ページ。
・「第一次世界大戦の博物館展示―ペロンヌ大戦歴史博物館(ソンム県)の事例」、『越境する歴史認識 ヨーロッパにおける「公共史」の試み』、剣持久木編、岩波書店、2018年、143~156ページ。(原題:Stéphane Audoin-Rouzeau, Muséographier la Première Guerre mondiale : le cas de l’Historial de la Grande Guerre de Péronne (Somme), 2014年10月2日講演録)