教員採用試験 合格体験談

常に先を見据えて

 私が教員採用試験の対策を進めていく上で大切にしたことは、「先を見据えた勉強をすること」です。対策を始める時期には個人差があると思いますが、試験当日まで長く、そして、極めて見えづらい道のりを進んでいかなければなりません。その道のりを歩き続けるために私は、試験当日のみをゴールとするのではなく、複数の通過地点を設け、そこから日数を逆算して毎週の最低ノルマを設定し、達成できるように努めました。このことは、点数においても同じことが言えます。はじめから合格点を取れれば苦労はしません。まずは、60点以上、次に、平均70点といった階段を自分で設けることが教採対策において大切なことだと思います。
 そして、「先を見据える」という言葉にはもう1つ意味があります。それは、教員採用試験に合格するためだけではなく、教師として子どもたちの前で自信をもって指導できるように学修することです。教職教養や専門教養、面接で話す内容はどれも教師になる上で必要最低限の知識です。その場しのぎの丸暗記ではなく、友だちに説明できるくらいの理解をすることが合格への近道です。
 皆さんの努力が花開きますように、心から祈っています。

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