教員採用試験 合格体験談

なにくそ精神

 私は秀明大学に入学したことを後悔していました。それは私たちが朝から夜まで勉強している中、周りの大学生が遊んでいるのがとても羨ましく、規律ある寮生活が息苦しく感じたからです。
 しかし合格した今は、秀明大学に入学して本当に良かったと心から思っています。
 試験会場で一番の味方になってくれたのは、寮生活で身につけた集団行動や対人能力、一年次から行っていた現場実習での経験、夜間学修でコツコツと勉強に励んだ時間、辛いと思っていた大学生活の全てです。4年間で養った大学生活の経験が教員採用選考の全ての試験で大いに役立ちました。
 教員採用試験合格までの道のりは想像以上に長く険しい道のりです。最初は一人で頑張ろうと意気込んだものの、早々に途中で挫けてしまいました。しかし、自分以上に頑張っていたり、一緒に勉強に付き合ってくれたり、悩みや不安を聞いてくれたりする友人の存在はとても大きく、辛い日々も何とか乗り越えられました。最後まで仲間と励ましあって受験に挑めたのも、4年間寮で寝食を共にしてきた仲間だからこそだと思います。
 「他の大学生よりも間違いなくみんなは勉強しているから絶対に合格する。大丈夫」といつか近藤学部長先生がおっしゃってくれたことを今でも鮮明に覚えています。私は、その言葉を胸に、そして厳しい学生生活をバネに、合格を掴み取りました。皆さんも、秀明生であることに誇りをもち、「なにくそ精神」で夢を叶えてください。

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