教員採用試験 合格体験談

すべての経験は教師の糧となる

 私は教員採用試験のための勉強に関して正直他の人より際立ってやっている感覚はありませんでした。しかし、誰よりも教員になるための経験値を積んできた自負だけはあります。秀明大学の「全寮制」は自分の中で、友達と勉強を教え合ったり、コミュニケーションを取る上でとてもメリットが大きかったですが、デメリットとして社会的視野が狭まることを危惧していました。そのため、科学の祭典に企画を出展する、シンポジウムに参加する、学会の巡検活動に参加する、オンラインの教育セミナーに参加するなど、教科の勉強だけでなく教育について考える時間を自主的に作るようにしていました。この経験は自分の教師としての資質を高めるだけでなく、採用試験においても特に2次試験の面接で大いに役立ちました。
 ゴールは教員採用試験合格ではありません。教員になってからどうなりたいか。この本質を忘れないように大学生活を送ったことが合格に直結したと思っています。
 もちろん、秀明大学の夜間学修など、教員採用試験のためのカリキュラムを通して合格を勝ち取れたとも思っています。皆さんも、秀明大学の中だけでなく、外に出てたくさんの経験を積んでください。それらの全てが皆さんの教員としての糧になると思います。

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