この大学だからできたこと
「学校の先生になりたい。」このことを高校1年次から今に至るまで強く強く思い続けた。
大学受験時、私は中学校の教員になることだけを考えて受験校を選んだ。正直言って、第1、2志望は理科の教員になるためのコースで、第3志望だった本学のみ数学で受験した。このコース選びは、当時本学に在籍していた先輩に相談して熟考した上での決断だった。
本学への入学にあたって、地元であるのにもかかわらず、寮に入らなければいけないという葛藤はあったが、大学受験の時点でハンデを背負っている自分が現役で教員になるためには他の人よりも努力をしなければならないと思い、入学を決断した。
入学してからは、自分と同じ目標をもち、自分と学力が近い仲間と一緒にお互いに高め合った。採用試験に向けての勉強を本格的に始めてからは、勉強は楽しいものだと自分に言い聞かせながら奮闘した。また、2次試験対策では複数の先生方や、多くの学生の協力を得ながら練習を重ねた。
本番では、今までの練習も含めて一番の出来だったが、おもいは届かず、第1志望の中高数学ではご採用いただけなかった。併願していた小学校で合格をいただいてから、本当に自分に小学校の先生ができるのか、再度思い悩んだが、子供を相手にして、成長に携われるという点では同じだと思い、やってみようと決意した。
いち早く学校で戦力になれるように日々研鑽に励む。