今までの人生で一番頑張ったこと
私は、教員採用試験を受けるまで、人生で「あのときは頑張った」と言える経験をしたことがありませんでした。しかし、大学に入学するときに、教師になる上で何か頑張った経験をしなければならないと思い、教採に向けた勉強を人生で一番頑張ったと胸を張って言えるようにしようと決めました。大学生活を送る中で、自分のできなさ加減が嫌になり、教師になること自体をやめたいと思うこともありました。しかし、周りの仲間がひたむきに頑張っている姿を見て、自分もやらなければ、と奮い立たせられました。そして、入学したときに決めたことを思い出し、気合が入りました。教採に向けて勉強する中でも、勉強の仕方に悩んだり、やる気が出なくて勉強と向き合えなかったり、たくさんの苦悩がありました。そんなときには「自分は今本当に頑張れているのか？」と自問しながら気合を入れて勉強を進めました。合格を手にすることができたのは「人生で一番頑張ったと言える経験にしよう」という強い意志や目標があったからだと思います。そして何より、目標を見失いそうになったときに、一緒に頑張ってくれる仲間がいたからです。今度はこの経験を原動力に変え、教師として日々精進していきます。