8月13日(日)・20日(日)のオープンキャンパスは、第1部(高校3年生対象)と第2部(高校1・2年生対象)の2部構成で、多くの高校生や保護者の方にご参加いただきました。
第1部PICK UP
各学部長による挨拶で参加者を出迎え、学部ガイダンス、在学生トーク、入試説明、キャンパスツアーなどが行われました。看護学部では、新実習着を決める総選挙イベントを実施し、参加者が実際試着して選ぶなど賑わいを見せていました。
第2部PICK UP
高校1・2年生対象。学部毎に模擬授業を実施。
学校教師学部:佐久間 大 助教
今回の模擬授業の目的は、教師という仕事とICT、そしてEdtechとの関連について概説し、現代の学校教育について考えを深めることです。この目的を達成するために、次の3点を行いました。
(1)テクノロジーを用いた新たな教育を実現するサービス・事業・ツール(Educational Technology:Edtech)の紹介
(2)教育活動・サービス・ツールの背後にある科学的知見(チャンキング、マジカルナンバー)の概説
(3)学んだ知識を活用して教材設計活動の体験ワーク
以上の3点を踏まえ、教育現場へのICTの使いどころを検討したり、”Edtech”の楽しさを実感してもらいました。
看護学部:東 亜紀 准教授
3年生前期に実施している授業の一部を実施。「新生児を観察してみようver.1」では、産まれたばかりの赤ちゃんの身体について座学学習をしました。「新生児を観察してみようver.2」では、産まれたばかりの赤ちゃんにはどんな看護が行われているのか、在学生と一緒にモデル新生児の呼吸数と心拍数を測定する体験をしました。参加者からは「生徒と先生の仲がよいことがわかり、分からない事があっても先生に聞きやすいと思った」「体験授業が楽しかった」等の声がありました。
総合経営学部:相澤 鈴之助 准教授
「身近な製品・サービスから学ぶ経営学―企業の意外なひと工夫―」というテーマで、身近にある企業の製品やサービスを事例として企業の経営戦略についての講義を体験してもらいました。参加者は、実際の大学の講義と同様に配布資料を手に取りながらキーワードをメモし、ウェブノートを活用して自身の意見を述べるという双方向型の授業に真剣に取り組んでいました。参加者からは「経営と言われて少し難しく考えていたが、講義を聞いてみたら意外とすんなり知識が入ってきたことに自分でも少し驚きました」「よく見る広告や店にそれぞれ意味がや戦略があると分かって面白かった。」等の声がありました。
英語情報マネジメント学部:高橋 誠史 専任講師
模擬授業では画像生成AIのMidjourneyを使用して英語を効果的に勉強する方法を体験してもらいました。Midjourneyは、欲しい画像を英文で表現すると、自動的に生成してくれるソフトウェアです。単に英作文するのは退屈かもしれませんが、自分の書いた文章が画像になるのは楽しく、欲しい画像を得るために学んだ表現は丸暗記よりも記憶に残りやすいです。参加者のみなさんも楽しみながら作文してくれていました。
観光ビジネス学部:山田 洋 准教授
アフターコロナの旅行目的地として、日本はいま最も注目を集めています。今回の模擬授業では、世界の観光大国と比べた日本の観光の動向を踏まえた上で、「世界で一番訪れたい国」としての日本の魅力について考えました。参加者の方々からは、世界で人気が高まっている日本の「クール」な魅力として、アニメ、忍者、和食、自然などが挙げられました。誰もが憧れる国として、日本は今後とも多くの旅行者を惹きつける可能性を秘めています。
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