いつも心にはなまる!
「正規採用には、3年かかる」と講師の先生から聞いて、自治体や校種を変えるか悩みましたが、地元に貢献したいという強い志の下、仙台市に挑戦することを決意しました。
大学入学当初、教員になりたいという志はありましたが、理科が好きというだけで、人に教えられるほどの経験や知識はありませんでした。しかし、普段の専門的な授業や夜間学修、学校現場研修などのプログラムや、サークルでの科学教室の開催などの自主的な活動の機会を通して、成長することが出来ました。日々、協力しあった友人、親身になって教えてくれた先生や先輩方に支えられて、今の自分があるのだと思います。
また、自分の可能性を諦めないこと、心の中に支えとなるものを置くこと、自分を信じ続けることが大切であるとも思います。私は、学部長にいただいた「やる気」と書かれた付箋を、常に見ることのできる携帯の裏に貼り続けたことで、日々頑張ることが出来ました。
来年からは、理科を通して、課題解決に向けて積極的に取り組むことができる生徒を育み、一人ひとりに寄り添うことで、努力や頑張りに気づいて「はなまる」を伝えることのできる教師になれるように努力し続けていきたいと思います。