全寮制がもたらした勝利
私が教員採用試験に合格できたのは、夜間学修における先生方の手厚いサポートがあったからです。
1、2年次の夜間学修では、主に昼間の講義の復習や課題作成、模擬授業準備や専門分野の学修に取り組みました。また定期的に実施される実力テストは、自分の学力を知ることが出来るいい機会でした。
3年生の前期では、教育課程に関連する事柄や、いじめ、不登校の問題など、教員として知っておかなければならないことを自ら調べて友人と討論する時間がありました。後期は集団討論や個人面接の練習に力を入れました。こうしたことが実践的な2次試験対策になったと思います。
4年次には教員採用試験に向けての勉強に集中しました。教職支援センターにある全国自治体の過去問題を解くことにより、どんな出題傾向にも対応できる力が身につきました。
在学中は自由な時間を中々持つことができないということに、正直葛藤を覚えた時期もありました。しかし4年間の全寮制という環境の中、特に夜間学修で学んだという経験は、教員採用試験において大きな強みになりました。