合格に導いてくれたもの
私は、1年の頃、寮での生活や2人部屋に不安を感じていました。その不安はなかなか消え去ることはありませんでした。しかし、意識は変わり、次第に他の大学にはない環境を大切にしようと考えるようになっていったのです。全寮制の生活で手に入れることのできたものは大きく、確実に自分を成長させてくれました。当初は気付くことはありませんでしたが、今はそのことを実感しています。仲間が近くにいて、共に同じ道を歩んでいくことの大切さを学ぶことができました。
教員採用試験を終え、この合格は自分ひとりでつかんだものではなかったと考えています。光栄なことに大学推薦をいただけたのも、恩師や仲間、家族の存在があったからです。日々の授業から全寮制の生活、夜間学修、面接練習等、様々な場面で本当に多くの方々から力をいただきました。この感謝の気持ちを忘れずに、児童を思いやることのできる立派な教師になれるよう、日々精進したいと思います。