失敗のない人生に重みは無い
私には人生におけるテーマがあります。そのため、教員になることは初めからゴールではありませんでした。言うなれば、自分を成長させる1つの要素です。教員を目指した理由は、沢山の人に出会うことができ、沢山の考え方に触れることが出来ることに魅力を感じたからです。そんな私の大学生活は模範的なものとは言い難く、かなり弾けたものでした。紆余曲折しながらも七転八起し来年から教員になるわけですが、人生のテーマについてはブレずに硬く自分の中に持ち続けていました。そして誰よりも経験値を高めたつもりです。私は死ぬまで考え続けると思います。「教員である前にひとりの人間としてどれだけ成長できたのか」と。後輩の皆さんも“自分”というものを持ち続けてください。信念は時に自信に繋がります。経験は人生を彩ります。私自身も人生の旅はまだまだ続きます。これからもたくさんの不安や苦悩に出会うとは思いますが、それすらもワクワクと感じます。このメンタリティは、大学4年間で培われた経験の賜物です。沢山のものを与えてくれた家族、仲間、友達、先輩、酒場で出会った社会人、そして教諭。全ての人には感謝しています。最後に後輩の皆さん、今をがむしゃらに生きてください。道は勝手に開けます。