謙虚にひとつずつ
試験が終わった今でも、物事が続かないことが自分の決定的な短所だと感じています。自分に教師としての資質があるのか何度も悩みました。これまでぼんやりとしか考えていなかった教師になる夢と、いよいよ向き合わなければいけなくなったとき、私に努力することはできるのだろうか。4年生になってからも、自分が教員の道を選んだことに疑問を抱くことがありました。
教員採用試験合格に向けて私が頑張ることができたのは、周囲に努力家の友達がいたこと、実習先の生徒や先生方が応援してくれたことが大きかったです。勉強の成果が出ず、今年は無理かもしれないと何度も思いましたが、隣りで頑張る仲間がいたからこそ諦めず前を向くことができました。試験を終え、多くの人の支えがあって合格できたのだと実感しています。
試験を受けるときは一人でも、そこまでの道のりは一人ではありません。一緒に頑張ってくれた友人、熱心にご指導をしてくださった先生方、最後まで応援してくれた家族に感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。皆さんの支えがあり、教師としてのスタートラインに立つことができました。新しい生活に不安もありますが、まずは自分ができることの一つ一つに向き合い、理想の教師になれるよう頑張りたいです。