最後まで挑戦すること
福岡県の小中併願を受験し、中学校数学で採用していただいたのですが、実は、一度燃え尽きて、合格することを諦めていたのです。教員採用試験を受験する後輩たちの中にも、同じような経験をする人もいるでしょう。
採用試験の勉強を始めたころは、とてもやる気にあふれていました。しかし、勉強をすればするほど自分の力不足を思い知り、熱意がなくなっていきました。すぐに成果が出るものではないと分かっていても、上手くいかないと落ち込んでしまうものです。そんなときは、息抜きもしながら楽な気持ちで、自分のペースを作って対策を進めるようにしました。机に向かって勉強することに疲れたら、インターネットで受験自治体の情報を集め、出題傾向の分析。ホームページなどには載っていない情報をたくさん仕入れることができます。また、面接練習も先輩や先生方に頼んでたくさん行いました。一回一回改善点を振り返り、面接ノートに記すのです。情報収集をしていたおかげで、本番に緊張せず向かうことができました。また、早くから取り組み続けていたおかげで、短期間では身につかない力も付けることができました。
最後まで挑戦することが大切だと思います。