自信をもって、仲間と共に
「秀明大学じゃなきゃ、きっと受かってなかったね」
これは私を一番知る母に言われた言葉です。中学校時代は部活一筋、高校時代は帰宅部を満喫、私は勉強することから逃げてきました。
そんな私が、勉強って楽しい、頑張ろうと思えたのは周りの仲間が「本気」だったからです。
寮生活に夜間学修、留学に学校現場研修。秀明ならではのことばかりで、いわゆる「大学生」らしからぬ生活を送る毎日でした。寮生活が嫌になった時期もあります。夜間学修、学校現場研修をさぼりたくなった時もあります。しかし、仲間が真剣に取り組んでいる姿を見て、このままではいけないと思わされました。それと同時に、負けたくないという気持ちが芽生えたのも事実です。
教員採用試験が近づき、逃げ出したくなった気持ちを引き留めてくれたのは、紛れもなく、それまで積み上げてきた「自信」でした。その自信は、秀明大学に入らなければ出会えなかった先生方や仲間たちがいたからこそのものです。
卒業後は、これまでの経験を最大限に生かし、四月からの新しい仲間と共に教師として精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。