初心忘れるべからず
私は「静岡県の高校教員になりたい」という気持ちのもと、秀明大学に入学しました。多くの先輩や先生方から、高校の教員になるためには「必死で勉強しなければ合格できない」と言われ、危機感を持ったのは3年生のはじめ頃です。1年間必死で勉強をし、教員採用試験に合格することができました。
私が教員採用試験に合格できた理由は大きく2つあります。1つ目は、共通の目標をもつ仲間達との学修です。夜間学修や全寮制の良さを活かし、常に友人が近くにいることで、自分の欲に負けることなく、学修に専念することができました。コロナ禍で大学に通学できない場合でも、ZoomやMeetなどを利用して勉強会を開きました。同学年だけでなく先輩や後輩と共に模擬授業や面接練習をすることで、自分に足りない能力に気付くことができ、教員採用試験対策に励むことができました。2つ目は、大学独自のカリキュラムです。1、2年次での学習支援ボランティアでは、教育現場の現状や児童・生徒の実態を学ぶことができ、ゼミ活動や教材研究、授業研究の講義では、教科の専門性や指導力を高めることができたと感じています。これらの経験から、教師になる自分自身を強く意識することができ、夢に向かって頑張れたと感じています。