教員採用試験 合格体験談

スタートが遅かった私のヒーロー

 私が4月から教員になることができたのは、親身な先生方と大切な友達のおかげです。
 入学当初、私の目標は母校である私立の高校で教壇に立つことでした。これは、教員採用試験を受験しないことを意味します。この目標はずっと変わらず、3年前期までぼんやりと大学生活を送っていました。3年後期になると、周りが一気に教員採用試験に向けて舵をきり始めます。このタイミングで、一斉に勉強を始めた仲間の姿を見て初めて目標が揺らぎました。自分もみんなと一緒に勉強して、公立学校の教員になりたいという気持ちができたのです。元来勉強があまり得意ではなかったので、寮の中でも学校でも友達にたくさん助けてもらいました。4年になり、大学推薦を頂いて教員採用試験を受験することが決まってからは、出願書類や試験対策でたくさんの先生方にお世話になりました。こうして思い返してみると、周りよりもスタートの遅かった私一人の力では、教員採用試験合格を勝ち取ることは不可能だったと思います。
 この経験と、先生方と友達への感謝の気持ちを忘れずに、教員として未来を担う子供たちの前に立ち続けたいです。

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