この大学は、第一志望ではないかもしれない
私は入学前、第一志望の大学に行けなかったことを悔いていました。タイトルは、大学の先生から入学当初に頂いたものです。劣等感を感じていた自分はこの言葉に助けられ、四年間突っ走りました。振り返れば、寮生活・学習支援・夜間学修・英国留学といったこの大学独自のシステムは、当時の不安を大いに払拭できるものでした。これらは大学生活の一部だけでなく、教師に必要な資質をも高める想像を超えるものでした。
この四つを一言で表すならば、「人とのつながり」がふさわしいと思います。日本中から同じ夢をもつ仲間が集う秀明大学で、方々に仲間がいる私を、妹は羨ましいと話します。大学と寮で、こんなにも多くの時間を仲間と共にできるこの大学は、唯一無二の学び舎だと思います。
中でも夜間学修と学習支援は、私を形作ってくれたものだと考えます。夜間学修での教職教養の理解を確かめ合う時間では、一人では誤っていたり偏った考えになってしまうことも、仲間や先生方の見解などがあったからこそ自分を軌道修正できたのだと思います。
学習支援では、教師でも生徒でもない不思議な立場で、多くの経験・発見をすることができました。大学での講義を、学校現場でどう活用されているのかアウトプットをすることができたのは、大きな糧になったと思います。