仲間と協力して行う個人戦
「受験は団体戦だ!」数々の先輩方が合格体験談で必ず言うセリフです。受験は究極の個人戦だと考えていた私は、「勉強ができる人が合格し、できない人が不合格になる」それだけだと思っていました。そして私は、勉強ができない側の人間だと自覚していました。
しかし、そんな私でも教員採用試験には合格したかったため、勉強に取り組みました。できない勉強を一つ一つできるまでやろうと思いましたが、想像より辛く、すぐに限界が来ました。そんなとき、一人での勉強に行き詰まっていた私を見るに見かねたのか、仲の良い友人が勉強に誘ってくれたのです。個人での勉強を続けようとも思いましたが、試しに一緒に勉強をしてみることにしました。そこでは、新しい勉強の仕方や自分では思い付かない考え方を知ることができました。また、これまで一緒に馬鹿をやってきた友達の頑張る姿は自分のやる気にも繋がっています。ふと気が付くと友人と共に勉強をすることが当たり前になっていました。教え合うだけでなく、励まし合い、支え合うことで、飛躍的に進歩していきました。
私が教員採用試験を合格できたのは、間違いなく仲間の存在があったからです。来年からは教師として、共に働く仲間と協力しながら立派な教師となれるよう努力していきます。