大切なのは気持ち
私が教員採用試験において大切だと感じたことは「気持ちのありよう」です。
高校入試や大学入試で出遅れた経験がある私は、今回ばかりは出遅れないようにと考えていましたが、やはり出遅れました。周りの人間が受験対策に集中している頃に、どこからやろうかと考え、なんとか学修を始めました。正直手遅れだと思いましたが、かえって「やるしかない」と吹っ切れたことで、限られた時間の中で、効率を考えながら学修を進めることが出来ました。
北海道の2次試験に向かう20日前に緊急手術を経験し、10日間入院していました。入院中に第1志望であった福島県の不合格が決まり、精神的にも肉体的にもやられました。しかし、この状態で北海道に受けにいったらかっこいいと思い、試験を受けました。面接官に病歴を聞かれた際に素直に答えると大変驚いていたのを覚えています。
結果として北海道の中学校の理科で採用となりました。何度も挫けそうになり、投げ出したくなった教員採用試験でしたが、気持ちが折れなかったことで最終的には合格を頂けました。ネガティブになりそうなときは適度に気楽に考えてみるのも大切だと思います。辛くなったらやってみてください。