全力で笑顔で
教員採用試験の対策では、スタートを切るのも遅く、過去問を解き続けても結果が伴わない時もありました。私のやり方はこれでいいのか、もっと他の方法があるのではないか、何度も考えました。それでも迫りくる本番は、私を追い詰める一方でした。
どんな形でも「やりきるしかない」と思うようになってから、対策を全力で取り組めるようになりました。何度も繰り返したことで、本番でも練習同様の気持ちで挑むことができました。それは筆記試験では解答用紙にとにかく記述すること、実技試験では笑顔で試験監督の前にいることです。皆さんは全力を出せる「きっかけ」のようなものはありますか?私はこれらを意識するだけでリラックスすることができました。
もう一歩と思うところもありましたが、概ね納得のいく結果を出し、4月から「教師」として学校に行くことができます。これは私一人の努力の結果ではなく、支えてくれた先生方、友人、家族があってこそです。今後は教師としての責務を「全力で笑顔で」全うすることで、恩返しをします。