諦めかけた夢
私が教員になりたかった理由は、「数学が好きで、数学の楽しさを伝えたい」という思いがあったからです。しかし、いざ秀明大学に入って教職について学んでいると、教員の楽しさややりがいよりも、教職はつらく大変で給料が割に合わないといったマイナスの面ばかり見えるようになってしまいました。私は本当に教員としてやっていけるのか?教員になって自分の人生は幸せなのか?と考えるようにもなりました。そんな中、3年の夏が終わり、教員採用試験に向けて本格的に勉強するようになりました。このころの私は教員になりたいから勉強するというよりも、数学が好きだから勉強するという感じでした。
転機が訪れたのは4年の5月に行った中学校での教育実習です。実際の生徒を前に数学を教えたり、一緒に生活したりする中で、やっぱり教員は楽しい職業だなと思いました。
その後、より一層勉強に力を入れ、千葉県に合格することができました。今現在でも教員でいいのか少し迷っていますが、抱き続けてきた「教員になりたい」という夢を信じ頑張りたいと思います。