教員採用試験 合格体験談

たくさんの方の支えで

 わたしは、山形県の高校地学と大学院を受験し、合格をいただきました。合格をいただいた時は驚きと喜びと達成感でいっぱいでした。
 地元への憧れが強く、「岩手県で地学の教員になりたい!」という気持ちで過ごしてきましたが、コロナ禍ということもあり、はじめから理想とはいえない大学生活でした。また、高校地学は募集がない自治体もあり、「高校は難しい、まして地学はほとんどが院生」とも言われ、自治体や校種を変えるか、大学院を受けるか、4年の4月まで葛藤しました。悩んでいる間にも、時間は過ぎ、先を見通せずに限界がくることもありましたが、周りの支えもあり、自分の強みを得ようとたくさんの経験を積みました。そして、山形県から大学推薦での募集があり、めったにないチャンスだと感じ、受験を決意しました。
 振り返ると、教採と院試の同時並行はとても大変でした。決意したのも遅く、どちらも満足いくまで対策できなかったように感じます。自分で決めた選択なのに後悔することもありました。それでも合格することができたのは、何度も相談に乗ってくれた地元の友達や同じ夢をもって一緒に頑張った仲間、支えてくれた家族、手厚いご指導とたくさんの励ましをくれた先生方や先輩方など、多くの方々のお陰だと感じています。来年からは一人ひとりに寄り添い、努力を積み重ね、理想の教員になれるよう精進します。
 後輩のみなさんの周りには、寄り添い支えてくれる人、一緒に頑張れる仲間がいます。みなさんの味方ばかりです。なりたい自分になれるよう、応援しています!

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