経験をこれからに
入学当初は、オンラインで授業を行っていたため友達は一人もおらず、不安が9割を占めた状態で入寮しました。コロナウイルスの影響で、対面での授業や自由な外出がかなわなかったことも多く、もどかしい思いをしたことも多い4年間でした。しかし、それ以上に自らの夢を叶えようと一生懸命になれた時間や、友人と共に協力した日々を大切に思うことができました。
慣れない寮での生活や、多くの授業や実習を乗り越えることができたのは、同じ夢をもつ仲間が近くにたくさんいたからだと思っています。また、多くの先生方が私たちのために朝早くから夜遅くまで試験対策をしてくださったり、勉強の相談や助言をしてくださったりなど親身になってくださいました。辛かったことや悲しかったこと、嬉しかったことの全てを自らの「経験」にできたことは、これから教員になる上で大切なものだったと感じています。改めてスタート地点に立ったつもりで、大学での学びや経験を忘れず、子ども達の未来を支える手助けができる教員になりたいと思います。