効率よく戦うこと、気持ちを整理すること。
忙しいのはみんな同じ。その中で、どれだけ「隙間時間」を有効活用できるかが大切だと私は思っています。3年生までは実験や実習で大忙し。そのため、寮内で着替える時、部屋の掃除をする時、洗濯をする時、外出時など、動画や音声を流しながらコツコツと勉強するように心がけました。また、時間が限られているからこそ、その県の問題の特徴・傾向を把握し、そこを攻めるように勉強しました。新潟県であれば、一般教養の問題に4年連続で「新潟県人権教育基本方針」が出題されているなど、その他にもたくさんあります。
勉強だけでなく、気持ちも整理することも重要です。教育実習が、「教師になりたい」「採用試験に合格したい」という最後の起爆剤となりました。実習前までは、自分が合格することができるのか不安に思っていました。しかし、実際に教育の現場に立ち、子どもたちと触れ合った時間はとても充実しており、来年の4月には私も教師としてまたこの景色を見ているんだと自信を持つことができました。大学生活が終わってしまうことは、とても寂しいですが、その分、新たな出会いがたくさん待っています。その期待を胸に、これからの教員人生を過ごしていきます。