諦めない気持ち
大学1年生の秋、私は大阪市の教師になることを決めました。地元でもなく、大学にある資料もとても少ない都市の受験は正直不安でいっぱいでした。
「戦うにはまず敵を知ることから」と、隅から隅まで何度も実施要項を読み、対策を練りましたが、不安が消えることはありませんでした。その不安の中で私が最後まで諦めずにやりきることができたのは、ともに高め合える仲間と支えてくれる先生方がいたからです。
3年生の後期から毎日一緒に勉強し、つらい時も挫けそうな時も支え合うことで、やる気のない時も頑張ることができました。また、友達との他愛もない会話が、日々の頑張る活力になりました。友達がいなければ最後まで走り抜くことはできなかったです。
そして、大阪市について私以上に熱心に理解を深めてくれた先生。納得のいくまで面接練習に付き合ってくれた先生。試験前日まで面接練習を行ってくれた先生。多くの先生方のおかげで、最初は緊張してうまく話せなかった面接も、自分の想いを端的でわかりやすく、かつ熱意を乗せて伝えることができました。
「教師になりたい」と強く思う気持ちと、目標に向かってひたむきに努力できる一生懸命さがあればきっとうまくいくと思います。悔いの残らないように頑張ってください。