必要とされる人材に
本当に、教員採用試験に受かるのだろうか。そんな不安が1年前からありました。
今までに何度も失敗し夢を諦めていた自分は、「もし受からなかったらどうしよう」「他の道も考えてみるか」など沢山悩みました。周りが黙々と勉強している中で自分だけが取り残されている。そのような不安の中でも毎日、試験対策を先輩方や先生方にご指導をいただき、日を重ねるごとに成長していく自分に自信を持つことができました。
当初の夢とは違う結果に着地しましたが、与えられた中できちんと結果を出さなければなりません。教員の仕事はマニュアル通りにはいきません。この生徒には上手くいっていたものが、かえって逆効果になる場合もあるでしょう。教員採用試験がゴールではない。自分がどれだけ必要とされる人材になるのかが今後、残りの学生生活で考えなければならない課題だと考えます。
この大学は、周りから驚かれることが沢山あります。正直不満も沢山ありました。しかし、最近になりこれらを乗り越えたおかげで自分は強くなったと感じるようになりました。家族や仲間、先生方に感謝して今後の人生を歩んでいきたいです。