教員採用試験 合格体験談

努力の量

第一志望の千葉の一次試験、二週間前に祖父が亡くなりました。人よりも何十倍も努力をした人でした。そんな祖父から私がずっと言われ続けてきたことを皆さんに紹介したいと思います。「一生で人間の努力する量は決まっている。それを先にするか、後にするかだ。だけど、後からする努力は苦しい。」一代で会社を創業した祖父の体験が詰まった言葉だったなと今、振り返って思います。この言葉を胸に私は大学一年生の時から、教採の過去問を解いたり、自分の苦手な分野を分析したりしていました。周りは受験など遠い未来のことだと考える中で、毎日少しずつ努力を重ねてきました。どんなに勉強しても成績が上がらず、落ち込んだ時期もありました。それでも、余裕をもって長く続けるほうがいいと考えて、夢に向かって努力し続けました。その結果、二つの自治体で高校の枠で合格をいただくことができました。あの時、先に勉強をしていて本当に良かったと心から思います。もし、この文章を読んでくださっている人がいるなら、今からでも努力を始めてみてください。先にした努力は未来のあなたを救ってくれると思います。ここまで読んでくださったあなたの合格を心から願っています。

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