努力は必ず報われる
私が教員採用試験という大きな壁を乗り越えることができた理由は、2つあります。
1つ目は、たくさんの人の支えがあったからです。一次試験対策では、夜間学修で行われていた教採対策に参加し、自分の実力を確かめたり、分からない問題を質問したりして、知識の定着を図りました。また、他専修の友人に分からない問題を教えてもらったり、教え合いをしたりして、苦手な教科の対策をしました。二次試験対策では、個人面接や模擬授業について、試験直前まで多くの先生方にご指導をいただきました。はじめは上手くいかないことも多くありましたが、練習を重ねることで自信をもって話すことができるようになりました。
2つ目は、最後まで努力し続けたことです。希望した校種ではありませんでしたが、どんな結果であろうと、諦めることはありませんでした。合格できるか不安になった時は、「これだけやったから大丈夫!」と思えるくらい量をこなし、自信に繋げました。教員採用試験を振り返り、勉強してきたことや結果に対して後悔はありません。全てにおいて、私の中でやりきったからです。
教員採用試験は、とても長い自分との戦いです。今思えば、私一人だけの力では乗り越えることはできなかったと思います。応援し続けてくれた両親、支えてくれた先生方や友人には感謝の気持ちしかありません。今後は、これまでの経験と自信を胸に、教師として精進していきます。