やる前から諦めるなよ
新型コロナウイルスの流行により、帰省を指示された翌日。私は呆然としたまま実家にいました。「こんな状況で、教員採用試験の合格なんて無理だろう。」と、電話で泣きながら友人と話した覚えがあります。「2020年、無かったことにならないかな。」そんな弱音も吐きました。 ですが、時は待ってくれず、無かったことにもなりません。苦しいのはみんな同じです。やるしかありませんでした。
挫けそうになった時や自分の良さがわからなくなった時もありました。辛い時、私を支え、奮い立たせてくれたのは、仲間の存在でした。毎日19時から2時間程度、ビデオ通話で励まし合いながら、自主的に夜間学修を行いました。身が入らない時は、教職クイズを出し合いました。目標を見失いそうな時は、支援ノートや対策ノートを振り返りました。
1人では乗り越えられませんでした。支え合えたから結果がついて来てくれました。夢を叶えたかったら、やる前から諦めるな。これから教員採用試験を受けるみなさんに言えることはこれだけです。