走り抜けた4年間
「僕は先生になれるのだろうか」。そう思ったのは、秀明大学に入寮する前日でした。不安でいっぱいのまま秀明大学に入学しました。しかし、その気持ちはすぐになくなりました。それは、同じ夢を目指している友人の存在や、教師になるためのカリキュラムを見た時です。
普段の授業でわからないところがあれば教えてくれる人がいたり、逆に自分の力を信じて頼ってくれたりと、本当に苦楽を共にしました。もちろん、時には口論になり喧嘩をする時もありました 。しかし、その都度友情が深まった気がします。
カリキュラムも私を助けてくれました。1、2年次には近隣の学校へボランティアに行き、実際に児童生徒を前に指導をしている先生方を見ることができました。1年の最後には、イギリスに1か月間の研修に行きました。今まで、海外に行ったことのなかった私には、とてもよい経験になりました。3年次には付属の高等学校で授業を行いました。
大学入学前は不安でいっぱいであった私も、教員採用試験に合格をいただくことができました。大学で学んだこと、友人とともに培ったことを大切にして頑張っていきます。