10年かかった夢
「小学校の先生になる!」そう決めたのは小学6年生の時でした。大学に入り、夢が現実味を増してきたころ、私が大切にしたのは人との関わりでした。「ちば!教職たまごプロジェクト」をはじめとする学習支援等では、先生に積極的に質問し、時には相談にも乗ってもらいました。苦手で前転すらまともにできなかったマットも、仲間と励ましながらやることで、倒立前転もできるようになりました。
コロナが流行してつながりが薄くなりそうでも、苦手な教科は同じく苦手意識を持っている仲間と「歴史対策サークル」をつくり自主的に勉強し、他の仲間とはオンライン上で顔を合わせ筆記テストや面接対策を行い続けました。毎日の勉強に疲れた時は大学の仲間と共有していた勉強時間記録アプリを開き、対抗心を燃やして頑張りました。
このように、私はたくさんの人に恵まれたおかげで念願の教師になることができました。私と関わってくださった方、今まで本当にありがとうございました。この感謝を忘れずに、来年度から教師として子どもたちの笑顔と無限の可能性のために尽力します。