学校現場研修の経験を生かして
私が教員採用試験に合格することが出来た大きな要因として、学校現場研修が挙げられます。私は大学生活の4年間、学校現場での研修に力を入れてきました。活動を通して、子どもがつまずきやすい学習内容や、指導を必要とする事例を多く見てきました。そのおかげで実際の学校現場の様子を知り、「私ならばどのように指導するだろう」と考える機会になりました。
このような機会があったからこそ、自分のなりたい教師像や行なっていきたい指導法など、将来の見通しを明確にすることが出来ました。それにより、面接等の場面で相手にしっかりと意見を伝えることや、教員採用試験に向けて意欲を持って勉強することが出来たと思っています。
後輩の皆さんの中にも学校支援ボランティアや教職インターン等の学校現場研修を行なっている人がいるでしょう。その活動を、たかが週に1回の現場研修だと捉えるか、それとも貴重な週に1回の現場研修だと捉えるか、気持ちの持ち方によって得られるものは大きく変わってきます。どうか1人でも多くの人が学校現場での体験を生かして、教員採用試験に合格してほしいと思います。私も来年度から皆さんの参考になるような教員を目指して頑張っていきます。