仲間の存在
私が教員採用試験に合格できたのは、同じ目標をもった仲間がいたからだと思います。そのことを大きく実感することができたのが2次試験対策の時です。
1次試験の多くは筆記で、自分でどれほど努力をしたかが問われると思います。しかし2次試験はそうはいきません。私が特に苦労したのが集団討論と集団討議でした。私は人前で話すことがあまり得意ではなく、意見をすぐにまとめ、積極的に発信することができるタイプではありませんでした。グループを作って試験対策をしても、言いたいことがなかなか言えず、終わった後にあれこれと後悔することが多かったと思います。そうした中で私が意識したのは、まず他の人たちの意見をよく聞き、自分の意見や考えをまとめる際に参考にしようとしたことです。試験対策は専修内の友人たちと様々なグループを作って進めたので、他人の考えを多く聞くことができました。こうした対策や先生方のご指導もあり、試験には自信をもって臨むことができました。
私1人では、この合格を手にすることはできなかったでしょう。家族や先生方、そして何より仲間の存在が大きかったと思います。