｢どちらかではなくどちらも合格する、妥協しない。｣
昨年、いよいよ教員採用試験に向けて取り組み始めた時期、ちょうど試験を終えた先輩に言われた一言です。以前は、合格者が少ない岩手で合格することはもちろん、千葉県で受かることなど無理だと思ってしまい、｢どっちか受かればいいや｣という気持ちでした。今考えると、不合格になってしまうことが怖くて、現実から目を背けたかったのかもしれません。しかし、その先輩の一言で、教員採用試験に向けた意気込みが変わりました。
受験勉強中は、できない問題に直面すると、友だちや先生方に何度も聞いたりして、苦手を克服しました。特に算数や理科が苦手だったので、類似問題をネットから探しては、しつこく、何度も何度も、自信を持って解けるまで練習しました。また、勉強や面接練習をしていると、精神面で苦しくなったり、試験のことを考えて不安になったりすることもありました。そういう時は、信頼できる友だちに話を聞いてもらったり、先生方にアドバイスをもらったりして乗り越えました。私の合格は、家族や友人、素晴らしい先生方のおかげです。本当に感謝しかありません。