充実した夜間学修
秀明大学では、月曜日から木曜日の6・7限に「夜間学修」があります。私は、中高の社会の教員を目指すにあたって、この夜間学修には特に力を入れて取り組みました。
社会科では、「日本史」「世界史」「地理」など、科目の枠を超えて勉強する必要があります。膨大な量の学修事項を確かな知識とするために、夜間学修で開講されている社会科の科目を積極的に受講してきました。ときには先輩方と一緒に机を並べ、自分が教員採用試験を受験することを考えながら取り組みました。夜遅くまで講義があるため、体力的に大変ですが、実際に過去の問題を解いていくうちに、夜間学修で学んだことが自分の頭の中で有機的につながるようになります。勉強した成果が現れたという自覚も芽生えます。また、通常の講義より時間をかけて学ぶこともできるので、生徒たちに教える際の予備知識も蓄えられ、授業展開が楽になったと思います。いろいろな先生方の経験と知識を伝授してもらえる場としても、夜間学修はとても有意義な時間であったと実感しています。