目標に向かって
教員採用試験に合格できた要因の1つとして、夜間学修があります。夜間学修とは、平日の毎日3時間を使い、自主学修をしたり、講座への参加、仲間と模擬授業や面接練習をしたりすることです。私は自分で時間を作って勉強をすることが苦手だったので、強制的にでもその場所に行き、勉強する習慣を身につけることができたのがよかったと思います。1、2年生の頃は、専門教科を勉強することを勧めます。早い段階から専門知識を得ておくと、面接や集団討議などにも役立ちますし、勉強していて損はありません。3年生になると、小学校の全科の問題を解きつつ、面接練習をし、教員採用試験に必要な知識や時事問題などを勉強しました。
私が本格的に勉強し始めたのは3年の冬頃でした。それまでは、ただ勉強をこなすだけの作業だったのかもしれません。しかしやらなければいけない状況に追い込まれたとき、夜間学修での効率の良い時間の使い方ができました。ただ漫然と夜間学修で勉強するのではなく、何を目標において勉強するのかを肝に銘じておくことが一番大事です。