一人はみんなのために、みんなは一人のために
私がこの言葉の本当の意味に気付いたのは、秀明大学で教員を目指す仲間と出会ってからでした。「先生になる」という目標を持ち、仲間と切磋琢磨し努力してきたことが、私の強みとなっています。夢をつかむことは一人では難しく、仲間がいたから夢を追い続けられたと実感しています。
6人で始めた面接練習。専修も校種も都道府県も個性もバラバラでした。最初はみんなの考えがまとまらず、意見の対立が起こってばかりでした。私たちは、「自分の考えを言う前に人の話をよく聞く」というごく当たり前のところから始めました。意見を話すことが非常に苦手で周囲に同調するばかりだった私は、練習を重ね、互いの絆が深まるたびに、自分に自信を持つことができました。
みんながいたから頑張れたのだと思います。私が教員というスタートラインに立つことができたのは支えてくれた仲間や先生方のおかげです。これからは感謝の気持ちを忘れずに教師の道を歩んでいきます。